トラブルへの対処が遅れるほど、負担は大きくなってしまいます
トラブルが起きても、内容によってはそのまま発電出来る場合があり、数値の変化だけでは軽視してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、急な発電停止や問題が無かった箇所にまで故障の負荷がかかってしまいます。
結果として発電量低下による損失に加え、必要以上の機器交換対応が必要になるなど、二重の損失に繋がります。
漏電や火災といった事故にも発展しかねないため、周辺に被害が及ぶ前に、発電所の管理者として迅速な対応が求められます。
発電していない場合や極端な発電量低下、パネルや端子の焦げ付きなどを目視で確認した際は、速やかに専門業者へ連絡をしてください。
また異常な発熱や発電により危険を伴う為、確認時に近くにいる場合はすぐに離れるようお願いします。
●時間経過で起こる事例
▶ 経年劣化や架台のネジの緩み
●事故等、突発的な事例
▶ 異常発熱や配線の盗難
これらの事例は火災やパネルが飛ばされる等、周囲を巻き込むような大きな事故に繋がる場合もあります。
異常に気付いた場合は迅速に解決を図ることが、損失を減らし安全に運用することに繋がります。
●コネクタの外れやブレーカーオフ
故障や機器の準備は必要なく、点検時に目視確認できればそのまま対応できる内容もあります。
発生そのものを未然に防いだり、また問題の発生に早く気付くために、定期的な点検もおススメします。
トラブルに対し、メーカー・販売会社であれば、交換対応なども迅速に行えるよう感じますが、すぐに現地へ向かえない場合も多く、結果として対応が遅れる場合があります。
メンテナンス事業者は素早く一次対応が行えるため、比較的早期に被害の拡大を防げます。
その後、必要な機器のみメーカーへ交換依頼を行う、という流れでトラブルの改善・解決までをスムーズに行います。